みなさんこんにちは!5F売場のYです!
本日は推し活やお祭りなどのイベントで、大好評間違いなしの「オリジナル缶バッジ」の作り方をご紹介いたします♪
缶バッジについて
缶バッジはブリキ、スチール、アルミなどの金属製で、中が空洞になっているものを呼びます。
缶バッジは英語で「Pinback button」もしくは「Button Badge」と呼びます。
缶バッジの語源は弁護士や議員などが胸元につけ、資格を保持する人や組織の所属を示すために使用するバッジからきており、名札などもバッジに含まれます。
アイドルやキャラクターの缶バッジが世界中で親しまれており、英語表記で「Can badge」とすることもあります。
このように日本でつくられた「缶バッジ」という言葉は、現在は和製英語として海外で使われるようになっています。
実は「缶バッチ」は缶バッジの誤った呼び方なんだそうです。というのも、英語の「Badge」という表記から「缶バッジ」が正しい呼び方です。
しかし、「缶バッチ」の呼び方が普及しているため、「缶バッジ」も「缶バッチ」も同じ意味を指す単語として使用されています。
缶バッジの歴史
発祥は1700年代後半と実はかなり古い歴史を持っている「缶バッジ」。
バッジは、1789年初代アメリカ大統領のジョージ・ワシントンの大統領就任式で支持者の方が身に着けていたという記録があるそうです。
ただこの時のバッジは、金属製で裏面に服などに縫い付ける穴足があったそうです。飾りボタンがイメージしやすいかもしれませんね。また、英語名も「button」と呼ばれていいたそうです。現代の缶バッジと形が違うかもしれませんが、缶バッジのルーツとされております。
そしてこの当時のバッジの意味合いとしては、現在の議員さんが付けるような「議員バッジ」や「社章バッジ(企業バッジ)」など、職位や職務を表すために使用していたといわれています。
その後、アメリカでは1860年代にエイブラハム・リンカーンの選挙活動でキャンペーン用として使われました。
「Pinback Button」という呼び方がされるようになってきた頃、1896年あたりから現在の缶バッチに近い形状のものになったといわれています。
日本に缶バッジが入ってきたのはいつ頃??
日本で缶バッジが使われるようになったきっかけは、アメリカの資本会社といわれています。
1970年代頃、米国の会社が広告を目的とするキャンペーンで缶バッジを使うようになり、次第に普及し始めます。
原宿を中心とした若者の間で装飾品として、さらに80年代の「お名前缶バッジ」により、缶バッチブームが発生しました。
そして2010年頃からは、オタク文化の中で誕生した「痛バッグ」が徐々に推し活として定着していきます。
缶バッジの需要について
元々のバッジの使われ方から分かるように、元々は組織や団体、グループといった自身の所属などを他者に知ってもらうことを目的としていたということが分かります。
もちろん、現在においてもこのような使用例というのは見られますが、ここ最近で多いのは個人の楽しみを目的として使用されるケースではないでしょうか。
缶バッジは「どこ」で「どんな風」に使用されることが多いの?
では、缶バッジが使用されている、目にすることが多いなと思うところってどんな時や場所が思いつきますか?
缶バッジが使用されているイメージとして、バッグが一つ上げられるかと思います。
特に、推しのキャラクターや芸能人、連想させる文字などがデザインされた缶バッジを付けた、ビニールバッグやリュックなどの推しバッグを見かけることはありませんか?
好きな推しのことをアピールしたり、応援したりする表われから缶バッジを付けるそうですよ♪
また缶バッジをよく見る場所として、雑貨屋さんやアニメ・キャラクターグッズを販売しているお店、イベント会場などが挙げられます。
グッズとしての販売はもちろんですが、イベント会場などで配布される缶バッジの中には、グループ分けとして、入場チケット代わりとしてなどの使い道もあるそうです。
缶バッジを持って帰ることが可能であれば記念品にもなり、特典や思い出として参加した方にとっても嬉しいアイテムになります♪
また、その他に使用されている場面をいくつかご紹介いたします!!
- ファッションアイテム
- お部屋を飾るインテリア
- カプセルトイの景品
- ショップやブランドなどのノベルティ
- 記念品
国内外や世代を問わず、人気のガチャガチャ(カプセルトイ)の景品として缶バッジは使用されています!
何が出てくるか分からないドキドキ感、コレクションしたいという思いに加え、安価であることから思わず何度もまわしてしまうという方もおられるのではないでしょうか?
その他、ノベルティや記念品としても缶バッジは使用されています。
その時にしか配布されないレアなアイテムであり、それらを目にとめた人に新たに知っていただくことの出来るアイテムとしても活躍します!!
このように自分自身の楽しみとして、企業、団体さんの中では販促や認知のきっかけとして様々な場面において、缶バッジは使用されているのです。
オリジナル缶バッジ作りに必要な材料は?
オリジナルの缶バッジを作るにあたって必要な材料や道具をご紹介します!
これらの道具があれば、誰でも簡単にオリジナル缶バッジをお作りいただけますよ♪
その①缶バッジの土台パーツ
缶バッジの土台パーツはいろいろな形、サイズのものがございます。
ぜひ作りたい形でオリジナルの缶バッジを作ってくださいね♪
PT 缶バッジ土台パーツ 丸形 同サイズ100セット 透明フィルム付
- 品番:PT
- 品名:缶バッジ土台パーツ 丸形 同サイズ100セット 透明フィルム付
- サイズ展開:φ32mm/φ44mm/φ56mm/φ65mm/φ75mm
- 1袋100セット入り
- 同サイズの透明フィルム100枚付
定番の丸形は5サイズ展開ございます。
【お取り寄せ・返品不可】PT 缶バッジ土台パーツ 変形型 同タイプ100セット 透明フィルム付
丸型以外の変形型の缶バッジの土台パーツもお取り扱いしております!
PT-KIT PT-FLO PT-EGG PT-HEX/PT-OCT PT-STA PT-HEA/PT-HES PT-ONI PT-ANI
- 同タイプ100セット入
- 同タイプの透明フィルム100枚付き
品番や商品についての情報はChuko Onlineからもご確認頂けます♪
紐釦のお取り使いしている缶バッジ材料のここがGOOD!
■安全ピン
→外れにくいのが特徴で、安全性が高いためお子様にご使用に最適。
■裏パーツの『梨地』は艶消しの加工
→指紋や小さなキズなどがつきにくくなっております。
■表裏パーツは国産でメッキ素材。
→100均によく使用されているスチール素材とは違い、メッキで錆びにくい。
缶バッジのキズ、指紋、サビが付きにくいため、推し、お気に入りの缶バッジをキレイな状態で長く保つことが出来ます!!
その②缶バッジ作成の専用機器
お子さんから大人の方まで、オリジナル缶バッジを簡単に作ることが出来る「缶バッジ作成マシーン」です。
専用のアタッチメントを変えれば、変形型の缶バッジも作ることが出来ます♪
MA-BM 缶バッジ作成マシーン アタッチメント交換可能タイプ
- 品番:MA-BM
- 品名:缶バッジ作成マシーン アタッチメント交換可能タイプ
- サイズ:W290×D90×H160mm
丸形/変形型などアタッチメントを交換して様々な形の缶バッチを作ることができます。
※アタッチメントは別売りです。
缶バッジ作成マシーンは、一度使うと大人の方も癖になるそうです!
というのも、作る過程でプレートを回転させたり、レバーを引いたりする作業があったりして、これが大人でも結構楽しいんですよね。
缶バッジの出来上がりに、スタッフが思わず「おぉ〜」と声が出ることもあったそうです!!
AT-C 缶バッジ作成アタッチメント 丸形1セット3パーツ入 φ32/44/56/65/75mm展開
- 品番:AT-32C~AT-75C
- 品名:AT-C 缶バッジ作成アタッチメント 丸形1セット3パーツ入
- サイズ展開:φ32mm/φ44mm/φ56mm/φ65mm/φ75mm
AT 缶バッジ作成アタッチメント 変形型1セット3パーツ入【お取り寄せ・返品不可】
- 品番:AT-ANI~AT-STA
- 品名:AT 缶バッジ作成アタッチメント 変形型1セット3パーツ入
缶バッジマシーンのここがすごい!
紐釦でお取り扱いしている缶バッジマシーンは、何といってもアタッチメント種類が豊富というところなんです!
このアタッチメントによって、1台のマシーンで色んなデザインの缶バッジを作ることが出来るんですよ♪
その③缶バッジにしたいデザイン
印刷物を選ぶポイント!
基本的には用紙に印刷もしくは、手描きしているものであれば缶バッジにすることが出来ます。
- コピー用紙や普通紙
- マット紙
- 写真用紙
※紙、印刷物の厚みは0.1~0.18mmのもの
また、薄手の生地も缶バッジにすることが可能です。
ちなみにフィルムを印刷物の上に乗せてマシーンでプレスするので、出来上がりの表面は光沢感が出ますよ!!
サイズに気を付けよう!
缶バッジのデザイン作りの時に気を付けて欲しいのが、「印刷物・素材のサイズ」と「デザイン範囲」。
缶バッジのサイズにはまるものでないといけないのはもちろんですが、ピッタリすぎると少しのずれでデザインが欠けてしまう恐れもございます。
例)缶バッジ56mmの場合
→印刷物サイズ直径66.5mm
→デザイン範囲直径53mm
丸型はこちら
缶バッジ(丸)の土台サイズ | 印刷物・素材サイズ | デザイン範囲 |
---|---|---|
32mm | 44mm | 29mm |
44mm | 53.8mm | 41mm |
56mm | 66.5mm | 53mm |
65mm | 74.7mm | 61mm |
75mm | 86mm | 71mm |
変形型はこちら
こちらの表をご参考に作成してくださいね!
SC-56C スタンドカッター 丸形 φ56mm専用
- 品番:SC-56C
- 品名:スタンドカッター 丸形 φ56mm専用
紙を丸く簡単に切れるスタンドカッターです!
- 紙の厚さは0.1~0.18mmをご使用ください
- 0.18mm以上の紙を使用すると紙が詰まり故障の原因となりますのでご注意ください
- 生地(布)、フィルムはご使用できません(ロータリカッター等をご利用ください)
お掃除は「ダストクリーンスプレー」がおすすめ!
- 品番:SW5008
- 品名:ダストクリーンスプレー
スタンドカッターを使用すると、カットした紙の残りなどが貯まってきてしまいます。
スタンドカッターは刃物でもあるため、ご紹介しているエアスプレーなどをご使用いただき、キレイにお掃除してくださいね♪
ちなみに缶バッジのセットもございます!
MA-PT56SET 丸形φ56mm用 缶バッジスターターセット
- 品番:MA-PT56SET
- 品名:丸形φ56mm用 缶バッジスターターセット
丸形φ56mmの缶バッチを作ることができるスターターセットです!
セット内容:缶バッチ作成マシーン1台、丸形φ56mm用缶バッチアタッチメント1セット、φ56mm缶バッチ土台パーツ100セット分、フィルム100枚
MA-BM56SET 丸形φ56mm用 缶バッジ作成マシーン+アタッチメントセット
- 品番:MA-BM56SET
- 品名:丸形φ56mm用 缶バッジ作成マシーン+アタッチメントセット
セット内容:缶バッチ作成マシーン1台、丸形φ56mm用缶バッチアタッチメント1セット
実際に缶バッジを作ってみよう!【写真と動画の解説付き】
紐釦でお取り扱いしている材料や缶バッジ制作マシーンを使用して、 缶バッジを作ってみました!
4ステップで写真と一緒にご紹介します!また、動画でも作り方をご紹介しております。
ステップ①3種類のパーツをマシーンのアタッチメントに入れる
缶バッジマシーンのアタッチメントに、缶バッジの土台パーツ【表面】→印刷物→透明フィルムの順に入れます。
ステップ②マシーンを回転させて、片方のアタッチメントにパーツを入れる
缶バッジマシーンのプレート台を回転させて、缶バッジの土台パーツ【裏面】をもう片方のアタッチメントに入れます。
ステップ③マシーンのレバーを下げる
缶バッジマシーンのレバーを下ろします。
この時、ステップ①でセットした3種類のパーツがプレスされます。
※注意※
レバーは一気に下に押し込むのではなく、二段階に分けて押し込みます。
ゆっくりと最初に押し下げると止まる部分があります。その後、さらに強く押さえつけるように下げてください。
ステップ④プレートを回転させて、レバーを下げる
缶バッジマシーンのプレート部分を回転させ、もう一度レバーを下げます。
この時に、ステップ①でプレスした上のパーツ、ステップ②で設置したパーツが合体します。
※注意※
レバーは一気に下に押し込むのではなく、二段階に分けて押し込みます。
ゆっくりと最初に押し下げると止まる部分があります。その後、さらに強く押さえつけるように下げてください。
オリジナル缶バッジの完成!!
これで缶バッジが完成しました!!
缶バッジマシーンに必要な材料を設置して、レバーを下ろすだけで簡単にどなたでもお作りいただくことが出来ますよ♪
缶バッジマシーンのレバーを下げたり、プレートを回転させたりする作業がございます。
指を詰めてしまったり、けがをしたりする恐れがございますので、特にお子さまが作られる際は、必ず大人の方が付き添って下さい。
オリジナル缶バッジの作り方を動画でチェックしよう!
こちらは動画でさらに分かりやすく作り方を解説しております!
みんなでオリジナル缶バッジを作ろう!!
お子さんから大人の方までお楽しみいただける「オリジナルの缶バッジ」作り、推しのイラストや写真などを缶バッジにするのはもちろん、お子さんの描いたイラストを缶バッジにするのもおすすめです♪
電源不要で手動でお手軽に作ることが出来るオリジナル缶バッジは、少量ずつ、多種類の缶バッジを作ることが出来ることからも、小規模のイベントや個展などでも大活躍間違いありません!
缶バッジマシーン自体も、小スペースでどこでもご使用いただくことが出来ますよ!
意外と大人の方もはまってしまう缶バッジマシーンは使い心地や手づくり体験をしていただけるように、紐釦本館にて今後展開予定です。
体験会やワークショップなどの開催については、HPやInstagramでもご案内しております!
ぜひ合わせてご確認くださいませ♪
たくさんオリジナルの缶バッジを作って、バッグやお部屋に飾ってみてくださいね!
5F売り場では、クラフト関連の商品を多数お取り扱いしております!
また、初心者さんがお手軽に始めることの出来るハンドメイドのキットもご用意しております。
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