みなさん、こんにちは。
先日、弊社にて社員が参加できるファスナーのサイズ調整の講習会が開催されました!
本日はその講習会の様子をご紹介したいと思います!
社内講習って何?
弊社では定期的に社員に向けて商品知識の向上の取り組みの1つとして、講習会を行っております。
メーカーさんはもちろん社員同士でもレクチャーしあい、お客様への接客、ご案内をする際に活かしております。
このような社員講習もあるため入社当初は商品知識が乏しくても、次第に商品について詳しいご案内が出来るようになっていくそうですよ♪
目次
ファスナーってどこに売っているの?
「ファスナーって何階にありますか?」「ファスナーはどこにおいてるの?」とお客様から実はよくお尋ねされるこちらのご質問。
日本紐釦(チューコー)本館2F売場にご用意しております!
本館2F売場は服飾資材・ソーイング関連用品を広くお取り扱いしているフロアになります。
そして「ファスナー」もその1つといたしまして、2F売場のエレベーターを出て右手、ミシン糸などの棚の近くと2F売場の中央付近の棚にご用意しております。
種類やカラー豊富にお取り扱いしているファスナーですが、実は別注販売もしております。
こちらの別注ファスナーについてのより詳しい内容・条件は売場のスタッフがご対応させていただきます!
「欲しいサイズのファスナーが売ってない!」とお困りの方へ…
このように弊社では別注ファスナーのオーダーも承っておりますが、生産ロットや入荷時期がご希望と沿わず、「希望のファスナーサイズが見つからない!」とお困りの方も多くいらっしゃいます。
ご自身でファスナーのサイズを調整してみるのはいかがでしょうか??
「ファスナーのサイズってソーイング初心者、素人でも調整できるの??」「ファスナーのサイズ調整って難しそう。。」と思われている方は特に必見です!
ポイントさえ押さえれば家庭でも簡単にサイズ調整が可能ですので、こちらの記事を参考にみなさんもチャレンジしてみてくださいね!
また過去にファスナーのサイズ調整について、動画付きでご紹介しているコラム記事もございます!
こちらのブログ記事の最後の方でご紹介しておりますので、そちらも合わせてご覧ください♪
いよいよ「社内講習会」がスタート!
まずはファスナーの種類について簡単にお話をしていただきました!
金属製や樹脂製のファスナーがあることや洋服、バッグやポーチ向きなどそれぞれの特徴をお聞きしました。
また湿度によって伸びたり縮んだりするファスナーは、0.5cm以内であれば日本国内の基準としては許容範囲だそうです!
実際にファスナーのサイズを調整してみました!
ファスナーのサイズ調整の方法としては2つあります。
ファスナーの上部分、もしくは下部分のどちらかを短くするという方法のどちらかで行います。
今回の講習では両方とも体験させてもらいました!
①ファスナーのサイズを決める
まずはファスナーのサイズを決めます。
どれくらい短くするのか目印を付けておきます!
②ムシ(エレメント)の部分を取り外す
どのくらいのサイズにするのかが決まれば、ファスナームシ(エレメント)の部分を喰切を使用して取っていきます。
このムシの部分を取る作業、参加されていた社員のみなさんどのくらいの力加減を加えればいいのか分からず、最初は悪戦苦闘されておりました。
写真のように、ファスナーのムシの部分に喰切の先の部分をしっかりと噛ませてプチプチと取り外します。
ちなみに参加されていたみなさん、力がかなり入っていたのか取り外したムシの部分があっちこっちへ飛んで行ってしまい「ごめんなさい」の声がいろんなところから上がっておりました。
みなさんも気を付けて下さいね(^-^;
③ファスナー留め具を付けよう
ムシの部分を取り外すことが出来たら次はファスナー留めを取り付けます。
ファスナーの上部分を調節した際は「上留め」を下部分を調節した際は「下留め」を使用します。
それぞれ留め具の形状が違うため付け方も少し異なりますが、使用する道具は一緒です!
ファスナー留め具をファスナーのテープ部分にラジオペンチを使用して挟んで付けます。
ただ、小さい留め具がなかなか付かなくて悪戦苦闘するという方もいらっしゃるかと思います。
実際に講習中、「ペンチで留め具を付けることが出来ない!」との声が多く聞こえました!
そこで!
こちらの小槌(トンカチ)と金属の台が登場!!
小さいパーツなのであまり力を入れすぎると、留め具の方がどこかへ飛んで行ってしまいそうなので、優しく少し力を入れるくらいにして慎重に叩いてあげてくださいね。
社内講習中もトントン、コンコンとリズミカルな音を奏でながら、みなさん楽しそうにファスナーの留め具を付けておられましたよ♪
間違えて指などに小槌を当てないように気を付けてくださいね。
無事にファスナーのサイズ調整が完了しました◎
無事にファスナーのサイズ調整が出来ました!
最後にファスナーのテープの部分をピンキングばさみで少しカットすれば完成です!
ちなみにピンキングばさみでカットすることにより、テープのほつれが抑えられるそうですよ。
上留めと下留めと両方挑戦してみて、「下留めを調整する方が簡単!」との声が多かったです!
上留めは2カ所留め具を付けなくてはなりませんが、下留めは1か所だけでいいためこのような感想が多かったのかもしれませんね。
ちなみに金属ファスナーのサイズ調整も体験しました♪
手順は一緒になります。
金属ファスナーの方がムシの部分が取り外しにくいのかなと思うところですが、実はそうでもないそうですよ!!
金属ファスナーのムシの方が意外と取れやすいそうです。
ファスナーのサイズ調整をしてみて♪
ちなみに社内講習に参加したメンバー、過去にファスナーのサイズ調整をしたことがない人の方が圧倒的に多く、とっても真剣な眼差しでお話を聞いておりました!
そして、ファスナーのサイズ調整は初めてする方も、ポイントとコツさえ掴めば簡単に出来るということが今回の講習会を通して実感できました◎
ぜひ、これからファスナーのサイズ調整をされる方はご参考にしてみてください♪
部署の垣根を超えた交流の場の一つでもある社内講習会
この社員講習は商品を取り扱っている部署の方だけでなく、オンラインサイト運営部署の方のように他部署の方でも興味があれば参加しているのが特徴なんです。
今回のファスナーのサイズ調整の講習会では、今年4月に入社したばかりの新入社員3名も参加されておりました。
部署を超えた交流が多くあるのも、日本紐釦(チューコー)ならではの特徴かもしれませんね。
ファスナーのサイズ調整についてもっと詳しく知りたい方へ
ファスナーの種類ごとにファスナーのサイズ調整方法をご紹介しております!
こちらYouTubeでも解説をしておりますので、動画を見ながらご一緒に調整することが出来ますよ♪
おすすめのファスナーや関連用品はこちらからもご確認いただけます♪
商品についてのお問い合わせはこちらからお願い致します!
日本紐釦本館2F売り場でも、ファスナー以外の服飾資材関連商品をご用意しておりますのでぜひお立ち寄りくださいませ!!
また、Instagramでも商品やお得な情報を発信しております。
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