みなさんこんにちは!4F生地売り場のTです。
今回はパッチワーク・キルト手芸をされる方ならお使いいただいたことがあるかもしれない「オムニグリッド定規」のについてご紹介いたします。
目次
オムニグリッド定規とは
「オムニグリッド定規」は本場アメリカのキルターの方も愛用しているといわれているパッチワークやキルト手芸用品の1つです。
こちらの定規はタテ・ヨコの目盛が直角のため合わせやすく角度を測ることが出来ます。
目盛は端から始まっているため、採寸する際にとっても便利です◎
パターンの直線引きはもちろん、透明の方眼タイプのものは線を平行に引いたり、縫い代を付けたりする際に活躍します!
オムニグリッド定規の特徴①
黄色と黒色の2色で目盛が記されているため、濃色の生地の上に置いても分かりやすく、しるしを付けることが出来ます。
オムニグリッド定規の特徴②
30°、45°、60°といったように角度が様々なパターンの作成の際にお使いいただくことが出来ます。
「右利き」「左利き」関係なくご利用いただくことが出来ます。
左右対称のデザインや角度にしたいときにも非常に使いやすいです。
この「オムニグリッド定規」を使用すれば、角度を計算することなくスケールを合わせるだけで簡単に製図を行うことが出来ます。
だからこそ、ご自身でパッチワーク・キルトのデザインや製図をされる方にとっては必要不可欠な用品なんですね♪
オムニグリッド定規の種類
オムニグリッド定規はサイズ、形状別にいくつか種類があり、日本紐釦(チューコー)では10種類以上にも及ぶオムニグリッド定規をお取り扱いしております。
特に三角定規の「オムニグリッド定規」は、パッチワークやキルト手芸が盛んなアメリカではパターンを作成する際に角度にもこだわりがあるようです。
四角形ではなかなか取りにくい角度も、三角形であれば簡単に取ることが出来るため、「オムニグリッド定規」としては幅広いラインナップを取り揃えています。
三角定規
1/2サイズ
14段階の直角三角形を正確にカットすることが出来ます!
1/4サイズ
9段階の二等辺三角形が正確にカットすることが出来ます!
60度
20段階の正三角形が正確にカット出来ます!
※在庫状況によりご購入いただける商品に限りがございます。あらかじめご了承くださいませ。
詳細をご覧になりたい方やご購入希望の方は店頭にお越しいただくか、Chuko Onlineからもご覧いただけます!
※Chuko Online(オンラインストア)にて商品の検索は会員登録なしでご利用いただけますが、ご購入の場合は事前登録が必要となっております。ご登録はこちらからお願いいたします(会員登録料無料)
※「商品の価格を知りたい」場合は会員登録(無料)が必要になります。
オムニグリッド定規の使い方を教えてもらおう!
【オムニグリッド定規の使い方①】パッチワーク・キルトの製図や生地のカットで使用する
ご自身でパッチワークやキルトの型紙の製作や生地を裁断する際に使用される方が1番多いです。
プラスチック製で丈夫なため、ロータリーカッターなどで生地をカットする際に刃の部分が定規に当たっても大丈夫です。
また、直線の「キルティングライン」を引く際にもこちらの「オムニグリッド定規」が大活躍です!
【オムニグリッド定規の使い方②】バイアステープの作成に使用する
パッチワークの作品製作時でも使用する機会がある「キルトバイアス」ですが、洋服やバッグ、小物の作品作りでもバイアスが必要となることがあります。
そんなときに「オムニグリッド定規」を使ってバイアステープを作ることが出来るんですよ♪
今回は「角度線のしるし」を参考にしたいので、生地を輪の状態にせずにバイアステープの作成を行っております。
もちろん、生地を輪の状態にしてお作りいただくことも可能です♪
工程① 45°の斜めの線を引く
平行な線に対してオムニグリッド定規を使用して45°の角度の部分にしるしを付け、そのしるしを通るように斜めの線を引きます。
工程② バイアステープの幅分の平行線を引く
角度線に対し作りたいバイアステープの幅分の平行線を引きます。
オムニグリッド定規のたて線もサイズの目盛が付いている為、こちらを利用してバイアステープの幅を簡単にを測ることが出来ます。
工程③ 工程②の作業を繰り返す
作りたい長さのバイアステープになるように工程②の作業を繰り返し行います。
その後、生地に付けた作りたい長さのバイアステープ分のしるしをハサミで裁断する。
生地を包み合わせ、バイアステープの縫い代部分を縫い合わせれば完成です。
また、より綺麗なバイアステープを作りたいという方はバイアステープメーカーをご使用下さい。
Chuko Onlineオンラインストアでご注文
Chuko Online【オムニグリッド定規の使い方③】刺し子や刺しゅうの製図で使用する
今回は刺し子の生地に図案を描き、実際に刺し子をしてみました!
工程① 生地の下準備「オムニグリッド定規で等間隔に点を描く」
生地に刺し子の図案を描くときに必要な下準備として、オムニグリッド定規を使用して等間隔に点を描きます。
工程② 図案を生地に描く
実際にデザインしたい図案などを元に、工程①で描いた点同士を結ぶようにして図案を描きます。
写真のように生地にデザインを描きます。
工程③ 刺し子糸で刺す
描いた図案の上を針目が等間隔になるように刺し子糸で刺し進めれば完成です◎
【オムニグリッド定規の使い方④】生地をカットするときに使用する
つまみ細工で使用するちりめん生地を裁断する
ロータリーカッターと定規を使用して、つまみ細工用のサイズのちりめん生地を作ります。
工程① オムニグリッド定規でサイズを測り、ロータリーカッターで生地を裁断する
オムニグリッド定規の縦線の目盛を使用して、作りたいサイズを測りロータリーカッターでちりめん生地を裁断します。
この時、ちりめん生地を「輪」にしている場合は、輪の部分を切ってください。
工程② ちりめん生地のサイズにカットする
オムニグリッド定規でサイズを測りながらロータリーカッターを使用してカットします。
工程①と②の作業を繰り返し行います。
簡単につまみ細工用の小さなサイズのちりめん生地を作ることが出来ました◎
柄の配置を確認しながら生地を裁断する時にも使える!
柄の配置によって作品の雰囲気が変わるため、しっかりと生地の柄が確認できるような状態で線を引くことが出来ます。
写真のような水玉はもちろん、小花柄の生地などの上にオムニグリッド定規を置いてもしっかりと生地の柄を見ながら裁断したい場所を決めることが出来ます。
縫い代を裁断する
型紙に縫い代が無い場合、直線であれば1cm程度の縫い代をオムニグリッド定規の巾の目盛を使うことで縫い代のサイズを取ることが出来ます。
オムニグリッド定規で縫い代分の幅を測り、直接生地をロータリーカッターで裁断しても、またチャコペンなどのしるし付けを使用して、線を書いてから裁断しても構いません◎
オムニグリッド定規を使ってパッチワークや手芸を楽しもう♪
みなさん、いかがでしたでしょうか?
型紙の作成でしっかりとした線を描いたり角度を測ったりと製図するときに必要不可欠な「オムニグリッド定規」について、少しでもご興味頂けましたでしょうか?
「オムニグリッド定規」の使い方は本当に様々で、パッチワーク以外でも使うことが出来るということにも少し驚きましたし、今回愛用されているみなさまの使い方を教えていただくことが出来てよかったです♪
本場のキルターの方々が愛用する「オムニグリッド定規」で手芸・ハンドメイド好きのみなさまの作品作りのスキルアップ出来ますように。
こちらのパッチワーク・キルト作品で使用しているヌビの生地はこちらよりご確認いただけます!
詳細をご覧になりたい方やご購入希望の方は店頭にお越しいただくか、Chuko Onlineからもご覧いただけます!
※Chuko Online(オンラインストア)にて商品の検索は会員登録なしでご利用いただけますが、ご購入の場合は事前登録が必要となっております。ご登録はこちらからお願いいたします(会員登録料無料)
※「商品の価格を知りたい」場合は会員登録(無料)が必要になります。
商品についてのお問い合わせはこちらからお願い致します!
日本紐釦本館4F売り場ではパッチワークやキルト作品をお作りいただく際の道具や用品、生地をお取り扱いしております!!
大阪で商品をお探しの際はぜひお立ち寄りくださいませ♪
Instagramでも商品やお得な情報を発信しております。
Instagramのアカウントのフォローはこちらからお願い致します!
Chuko Onlineのページ: https://www.nippon-chuko.co.jp/shop
facebookのページ:https://www.facebook.com/nipponchuko