3F手芸用品売り場のUです!
先日新サイズの「マジックラタン」のご紹介をさせていただきました。
みなさんご覧いただけましたでしょうか?
今回はそんな「マジックラタン」について誕生秘話からどんな作品を作ることが出来るのか、また実際に作られた方の感想を交えながら紐解いていきたいと思います!!
目次
そもそもラタンって何?
こんな作品を皆さんはご覧になられたことはありますか?
「籐」とも呼ばれ、家具やインテリア、バッグになったものを見かけることが多いと思います。
ジャングルなどに自生していて植物界で一番丈夫な素材とも言われています。
マジックラタンの誕生秘話
天然のラタンは下準備としてお湯につけて柔らかくしたり、ささくれを取ってきれいにしたりと作り始めるまでに時間と手間がかかります。
これらの準備の手間をなくし、簡単に手軽に本物のラタンに近い作品を作りたいという声から「マジックラタン」は誕生しました。
▶「マジックラタン」と出会ったきっかけは海外出張で訪れた「素材店」
この「マジックラタン」に出会ったきっかけは、海外出張で訪れた素材店で家具やインテリアを作る素材として販売していた時です。
この商品を触ったときに、僕自身がまず家具ではなくバッグなどの手芸作品を作ることが出来そうと思い浮かびました。
また天然のラタンのデメリットを解消できそうな点から、本来の家具以外にも日本紐釦のお客様なら手芸用品の材料としても使用してくださりそうと感じたのがきっかけです!
裏話ですが、当初現地の社員の方とはこの材料の購入単位数は1トンというお話で交渉が始まりましたが、手芸用として仕入れをしたいというこちらの強い熱意で500kgからの購入単位数に変更して頂くことが出来ました。
マジックラタンってどんなもの?
「マジックラタン」は素材がプラスチックのため柔らかいのが1番の特徴です。
インテリアや屋外用の家具への使用や、日光や雨、雪などにも強いため水洗いもできます。
また、天然素材ゆえに虫や虫の卵が付着していることが中にはあるそうです。
こちらの「マジックラタン」はプラスチックの素材のため天然のラタンと比べても軽く、柔らかく扱いやすいのでラタンワークをされている方はもちろん、安心して初めての方も簡単に作ることが出来ます。
作ってみた人にインタビューしてみました!!
今回は実際に作品を制作してくださった3F売り場のパートのOさんと今年入社したての新入社員のYさんにお話をお伺いしました!
とても素敵な作品ですね!!
今日は作っていただいてどうだったかお話をお聞かせいただければと思います。よろしくお願い致します!!
あとは、今度はこんな作品も作ることができそうっていうイメージも湧いてきましたよ。
新入社員のYさんは、今まで刺しゅうやつまみ細工などのハンドメイドは好きとお話を聞いていました。今回初めて「マジックラタン」を使った作品を制作してくださったと思いますがどうでしたか?
作品を作ってほしいといわれたときは完成までに1日以上かかりそうと思っていましたが、実際は思っていたより短い時間で飽きずに作り上げることが出来ました!何より作っていて楽しかったです!
ただ、形を取ることの出来る筒やガイドになる詰め物を入れるとこの問題点は解消できるかなと思いますよ!
特に、初めて作るのであればぜひ活用してほしいです◎
なるほど、形をキレイに作り上げるところが難しいんですね。
通常のラタンだと水で湿らせて結んで乾燥した時に固まるという特性を用いて作品を作るんですけれども、下準備が大変なんですよね。
それに比べると「マジックラタン」は元々素材が柔らかいので下準備なしで気軽に始めることが出来るんですが、その辺りはどうでしょうか?実感とかありましたか?
だから作っている途中でも中断することが出来て、一気に作り上げなくても大丈夫なんですよね。
再開・中断が出来てささくれや毛羽立ち、乾燥による割れもないところが良いですよね。
僕からの「マジックラタン」のおすすめポイントを1つお伝えすると、水洗いが出来るところですかね。
ラタンももちろん洗うことはできると思うんです。ただ、下準備で水に浸す必要があるので、形が変形したり、乾燥した時の割れやささくれが出来たりすることがあるかもしれないんですよね。
そういった心配がないところがこの「マジックラタン」の特徴かなと思います!!
Oさんのお話通り、形をしっかりとることの出来るガイドのようなものがある方が良いように思いました!
あとは、ゆるく編んでしまうと形が崩れてしまうので1周編み進めたら引っ張って形を整えるようにしていました。隙間が出来ないように手でしっかりと目を詰めてスカスカにならないように気を付けながら作るのも少し大変でした。
希望としては色のバリエーションが増えると嬉しいです。
黒、籐の色に近い生成があると最近流行中のくすみカラーのバッグの持ち手やスカーフなどと合わせやすくていいかなと思いましたよ。
色によって同じ形のデザインの作品でも印象は変わりますよね。今後、カラーを増やせるように一度考えてみます!
新入社員のYさんはどうですか?もっと「マジックラタン」を使って作品を作ってみたいなと思ってくれましたか?
もし次に作るならかごを作りたいです。作ったらお家のフルーツを入れたいですね!あとはティッシュの箱をおしゃれに隠すことの出来るフタ付きのティッシュケースやイヤリングなどのアクセサリーも作ってみたいです。
色が違う「マジックラタン」を組み合わせて作るのは確かに面白いかもしれませんね。
最近は袋に入ったままのティッシュも販売されているので、隠すことの出来て替えやすいティッシュケースもあるとナチュラル系のおしゃれなインテリアになりそうですね!
アクセサリーなどの作品を作られる際は最後の端処理を針金などでしっかりと結んでいただければ、書籍に掲載されているような作品をお作りいただくことができます。バッグやカゴなどの作品が大きいサイズのものの編み終わりの最後の処理は目打ちなどを使って挟み込むだけで大丈夫ですよ!
あると便利なアイテム紹介
クリップ(PPバンド用)
品番:KE1002
品名:PPバンド用クリップ
PPバンドを編む際に便利な仮止めクリップですが、実は「マジックラタン」の作品を作る時にもおすすめのなんです!
先端がギザギザになっているのでしっかりととめることが出来るので、仮止めよりピンポイントにしっかりと止まることのできるアイテムです。
目打ち
品名:目打ち
細かい作業に便利です。
ラタンを広げて差し込むことが出来るアイテムです。
マジックラタンでこんな作品も作れちゃう??
日本紐釦ではバッグが中心ですが、オリジナルのレシピもご用意しております。
また、ラタンの本に掲載されている作品を「マジックラタン」を使って作っちゃうこともできるんですよ!!
ただ、本物のラタンと比べて最後の処理方法が異なっております。
アクセサリーなどの小さな作品を作られる際には、最後の端の処理は針金などでしっかり結んで固定する必要があります。
また、COTTON TIME(コットンタイム)様と日本紐釦で「マジックラタン」のコラボコンテスト企画を開催することになりました!
応募締め切りは2022年10月31日(月)必着です。
※詳細につきましては「COTTON TIME 2022年9月号」をご確認くださいませ。
▽▼「マジックラタン」や作品作りにおすすめの便利用品や本はこちらから ▽▼
Chuko Onlineオンラインストアでご注文
Chuko Online詳細をご覧になりたい方やご購入希望の方は店頭にお越しいただくか、Chuko Onlineからもご覧いただけます!
商品の価格はChuko Onlineよりご確認いただけます。
※会員登録が必要となります。
思いついたらすぐ始められる「マジックラタン」
「マジックラタン」は天然のラタンと比較しても、柔らかく下準備の手間をかけることなく作品作りに取り掛かることの出来る商品です。
バッグやインテリア、アクセサリーなど作れる作品も様々で扱いやすさから初めての方でも始めやすい全く新しい手芸材料です。
大阪で手芸やハンドメイド用品をお探しの際は、ぜひ一度ご来店下さいませ!
また商品についてのお問い合わせなどもお受付しております。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
Chuko Onlineのページ: https://www.nippon-chuko.co.jp/shop
facebookのページ:https://www.facebook.com/nipponchuko